はじめに
奈良県天理市の市民による任意団体「ほこてんり」実行委員会です!
当委員会は、地元商店街や市役所など、天理市を愛する多業種のメンバーで構成されています。
2022年に結成し、同年11月に天理市親里大路にあるイチョウ並木を歩行者天国にして紅葉を楽しんでいただく「ほこてんり」というイベントを開催いたしました。

「ほこてんり」立ち上げの背景
奈良県天理市の親里大路のイチョウ並木は数年前からSNSなどを通じて話題となり、黄葉の季節には多くの観光客で賑わう撮影スポットとなりました。
その一方で、観光地としての整備が追いつかず、車道に飛び出して撮影を行うなど、危険な行為が目立つようになりました。
「たくさんの方に天理のイチョウ並木を安全に楽しんでもらいたい」
「地域の方にも、安心して観光客を受け入れてもらいたい」
という思いから、地元の有志で、イチョウ並木の歩行者天国プロジェクト「ほこてんり」実行委員会を立ち上げ、行政の協力のもと、2022年11月19日・20日に初めて「ほこてんり」を開催いたしました。
第1回「2022 ほこてんり」

第1回目は、歩行者天国として空間を提供するだけでなく、奈良県警音楽隊や市内の高校・大学のマーチングバンド部による「ほこてんりパレード」を実施し、県内外から大勢の観光客で賑わいました。
第2回「2023 ほこてんり」

第2回目となる「ほこてんり2023」では、前年の歩行者天国に加えて、夜には「イチョウ並木のライトアップ」に挑戦いたしました。
初めての試みでしたが、いにしえの情緒が立ち込める夜の親里大路のイチョウ並木が黄金に輝く姿を大勢の人たちにご覧いただくことができました。
第3回「2024 ほこてんり」

自立したイベント運営への大きな一歩
第3回目となる「ほこてんり2024」では、皆様からお寄せいただいた温かい寄付金を活用して照明機材を購入し、ライトアップを自前で行うことができました。これにより外部に依存しない安定的な運営体制を構築することができ、イチョウ並木の美しい夜景をより自由度高く演出することが可能となりました。
また、これまで以上に地域に根ざしたイベントとして、初めて天理を訪れてくださる方にも地元の皆様にも喜んでいただけるよう、実行委員会一丸となって取り組みました。
自前の照明設備による幻想的なライトアップが、いにしえの情緒あふれる親里大路のイチョウ並木をより一層美しく照らし出し、多くの皆様に感動していただくことができました。
「ほこてんり」は皆様からの温かいご支援とお心遣いをいただいて成り立っており、この設備投資により将来にわたって持続可能なイベント運営の基盤を築くことができました。心より感謝申し上げます。
「ほこてんり2025」への意気込み

基盤を活かした安定運営
2022年の立ち上げから4年目を迎える「ほこてんり2025」では、2024年に整備した自前の照明設備を活用し、安定したライトアップの実施に取り組んでまいります。これまでの歩行者天国の安全な運営を継続しながら、来場者の皆様に天理の魅力を感じていただける内容を目指しています。
持続可能な地域イベントとして
「ほこてんり」が一過性のイベントではなく、天理市の秋の風物詩として定着し、地域経済の活性化にも貢献できるよう、地元事業者との連携をさらに深めてまいります。また、環境に配慮した運営方法も積極的に取り入れ、美しいイチョウ並木を守りながらイベントを継続していく仕組みづくりに取り組みます。
皆様とともに創り上げる「ほこてんり」
「ほこてんり2025」では、より多くの参加者の皆様に運営面でご協力いただけるボランティア制度の充実に取り組みたいと思います。また、新しい企画についても現在検討を重ねており、天理を愛する全ての人が心から楽しめる、温かみのあるイベントを目指しています。
「まだ天理を訪れた事のない方々へ」
天理には、他のまちにはない魅力がたくさんあります。
「ほこてんり2025」をきっかけに、ぜひ一度、天理に遊びにいらしてください。
「ほこてんり」は、老若男女、誰でも楽しむことができ、まちの人たちも、観光にいらしてくださった方も一緒になって楽しめるのが最大の魅力です。
天理には、他のまちにはない魅力がたくさんあります。「ほこてんり」をきっかけに、一度、天理に遊びに来てください。
「ほこてんり」は、老若男女、誰でも楽しむことができます。まちの人たちも、観光に来てくださった方も一緒になって楽しめるのが、「ほこてんり」の魅力です。
ご協力のお願い

ほこてんりはみなさまからの温かいお心をいただいて成り立っています。
2025年も皆様からのご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。一緒に「ほこてんり2025」を創り上げましょう!